会長挨拶

安藤伸樹氏
流通経済大学校友会 会長
安藤 伸樹氏

校友会員の皆様へ

校友会員の皆様。初めまして。私は、この度、4月1日から佐藤克實先輩の後を引き継ぎ、校友会の会長を務めさせていただきます、第10期卒業の、安藤伸樹と申します。

初めに、私の簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。

私は、流経大を1978年3月に卒業後、同年4月に日本通運株式会社に入社いたしました。配属先は、国際航空貨物を取り扱う、代々木航空支店という、小田急線代々木八幡駅の近くにある、営業支店でした。爾来、国際航空貨物畑を歩き、30年の間に、米国日通のボストン、サンフランシスコ、シアトル、ロサンゼルにおいて、16年間の駐在員生活を経験し、米国と東京を行き来していました。2008年10月に最後の米国での赴任地であるロサンゼルスから、初めて国際航空貨物部門ではない、日本の本社に営業企画部長として異動し、日本通運全体(海外も含め)の営業に関する様々な、企画、教育、他社との連携、新規事業開発などなどの業務に携わりました。(2011年6月からは執行役員)

そのような営業に関わる経験しかなかった私でしたが、2015年5月1日に、11万人の方達が活用する、日本通運健康保険組合の理事長に就任しました。就任当初は、まるで何をすればよいのかが分からなかったのですが、少しずつ勉強を進めていくうちに、とても重要な職務であるということに気が付きました。特に、日通健保は、その組合員の数もさることながら、長い歴史を持っている健保組合で、日本全国の健保組合で組織している、健康保険組合連合会(健保連)(約3000万人)の中でも、一目を置かれる存在であり、それなりの発言力を組合として持っています。また、その下部組織である都道府県連合会の中の、東京連合会(約1800万人)では、副会長も務めており、その役割の重要性を今更ながら、感じさせられており、日本の国民皆保険制度が将来にわたり、維持存続できるように、微力ではありますが努力をしているところです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、校友会の会長に就任して最初に驚かされたのが、その卒業生の数です。今年3月の卒業生を含めると39,488名になるとのこと。そして、我々が在学していた当時は、1学部2学科しかなかったものが、5学部9学科を誇る大学に成長しており、その卒業生の就職率が極めて高いということに驚かされると同時に、これまでの間ご苦労をなさって来られた、大学関係者の皆様に心から敬意を表します。

今後は、私も微力ではございますが、校友会役員の皆様、幹事の皆様、各支部長の皆様と協力して、校友会の事業を推進し、母校の益々の発展に寄与できるよう、また、在学生が流通経済大学に入学して良かったと思えるような環境作りをしたいと考えております。今後とも皆様のご協力をお願いして、私の挨拶とさせていただきます。

以上

2017年4月14日